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ピュアウッドとは
古代の知恵+木+最先端のテクノロジー
それがピュアウッドパネル
ドイツ、黒い森の管理された森で育つトウヒ、モミ、ブナは冬季にのみ伐採されます。
木は張りを緩ませ、ひび割れやねじれを防ぐために天候に左右されない屋根の下で何カ月も自然の空気の中で保管されます。
乾き始めた木は木への負担を軽減しながら近代的な乾燥方法で建築する上で理想的な、10~12%の湿度まで乾燥させられます。この工程を経た木はその品質と乾燥のバランスで害虫やカビに対する保護塗装や薬剤を一切使用することなく、長く耐久性を保ち続けます。
木は他のあらゆる建材とは違って自ら成長し、私たちが特別に製造する必要がありません。その上、成長過程において汚染物質を出すこともなくエネルギー費用も必要としません。
その後、木を熟知した専門家によって一つ一つの板層を精査、選別し、パネルにしていきます。最新のCNCマシンとレーザー制御により完璧なピュアウッドパネルが作り出されます。
ピュアウッドとは
ピュアウッドハウスは、極めて短い期間での建築、維持費とエネルギーの節約、そして長い住宅寿命の維持が可能です。
また潜在的な産業廃棄物が発生しないことにより、エコロジカル且つ経済的な、安心できる将来を一度に提供できるのです。
同時に無垢のピュアウッドパネルはエネルギーの貯蔵庫としても働き、それによって従来の建築様式と比べてエネルギー費用を半分にまで削減することができます。
本物の木は何百年以上も建造物を理想的な形で残すことができ、その建物の利用期が終わり解体された後には腐敗や堆肥化によって新しい原料が生まれます。
ピュアウッドは*カーボンニュートラルであり生物学的に非常に価値のある無垢材システムなのです。この木造建築様式では1㎥の木材当たり、2tもの二酸化炭素を節減できると同時に、環境や気候に対して良い効果をもたらします。
*排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量であることを示しています。

貫かれるエコロジーの信念
木の中で健やかに生きる

ピュアウッドハウスは透湿性に優れ、化学物質を一切使用せずに建築し、設備を施すことが可能です。またアレルギー体質の方、健康的な暮らしを望んでいるすべての人に理想的な住環境です。
小さな気孔を持つ木の表面はその湿度調整能力によって匂いや有害物質を吸収分解します。また、精油の上品な香りや木の特徴的な香りは、深い呼吸を促す効果もあります。ストレスホルモンを低く抑え心拍数も一日に8500回ほど減り、快適な睡眠が促進されるという研究も発表されています。
またもう一つの注目すべき点は、木の抗菌作用とそれによる日常の衛生状態です。現在の研究によると細菌は酸度の高い合成物質の表面では異常な勢いで繁殖するのに対して、乾燥した木の表面では24時間すらも生き延びることができないことが分かっています。
このように自然な木による建築資材は、私たちの身体に大きな影響を与え、私たちの健康にポジティブな効果をもたらしてくれるとも言えるのです。
ピュアウッドの仕組みの中で要となるのが、ドイツの黒い森で栽培された無垢材(トウヒやモミ)によるパネルです。
このパネルは、水平、垂直、対角線状の層を成して重なり合い、接着剤や金属を一切使用せず、ブナ材による木製ネジのみで接続されます。
この特別な木製ネジ(含水量約3%)は、周り壁の水分(約10-12%)を吸収して同じ含水量になることで周辺の木材と結合して離れなくなります。木の暴れや狂いは壁の中で相殺され、ねじれなどのない精度の高いパネルが完成します。
それ自体が構造体であるピュアウッドパネルは、天井や屋根、床板(17.9cm~25cm)、そして外壁(18.5cm~35cm)として用いられ、壁の集合体(家)の実現を可能にしています。
